2026年 第4回 プリマヴェーラ声楽コンコルソ Concorso di Canto PRIMAVERA, Vocal Competition PRIMAVERA

News

プリマヴェーラ声楽コンコルソ要項公開
2025年11月01日

2026年 第4回 プリマヴェーラ声楽コンコルソの要項を公開しました。

2026年 第4回 プリマヴェーラ声楽コンコルソ

2025年11月1日 要項発表, 12月1日 申込開始,12月15日 地区大会免除者の准本選申込開始

複数回受験のルールを緩和します!

内容
  • 地区大会の同じ部門は、複数回受験する事ができる。同日でも別日でも構わない。

  • 2つ目以降の申し込みに際しては、受験料を半額に割り引く。

  • 同じ部門で複数回合格した場合、希望があれば複数回歌うことができる(准本選の東西は自由に選択できる)。地区大会免除で准本選に出場する方にも同じルールを適用する。

対象
  • 複数受験の理由は問わない。次の場合はいずれも割引が適用される。

    • 別の曲,言語,声種など、演奏曲に関する内容を変更、または異なる内容で2回受験を希望する方。

    • 最初の申し込みを、病気や都合で棄権する方。

    • 最初の申し込みで不合格になった方。

ごあいさつ
Saluti

 第4回プリマヴェーラ声楽コンコルソの要項を発表いたします。

 「年齢枠を超えた競争」という、夏の国際声楽コンクール東京とは異なる特徴が、徐々に定着してきたように感じます。夏のコンクールではたとえば、中学生が高校生部門を受験することはできませんが、春のコンクールは、15歳の中学生でもセーディチ(16歳以下)のみならずディチョット(18歳以下)からトレンタ(30歳以下)まで、すべて受験できます。前回コンクールでも、高校2年生の松浦花音さんはセーディチとディチョット両方を受験し、どちらも入賞という成績を残されました。

 反対にアマトーリ(アマチュア)各部門は、何歳以上とのみ指定されています。こちらでも60代の清水進さんが、ザッフィロ(61歳以上)ではなくコラッロ(20歳以上)で優勝するという快挙を遂げました。

 本選を東京と大阪で半分ずつ開催していることも、春のコンクールの特徴です。年齢指定が隣り合っている部門を東京と大阪で分けています。今回は配分を逆転させて、前回大阪で本選を実施した部門は東京、東京の部門は大阪といたします。「本選まで大阪で受けられるからこの部門にしよう」などという声も頂いております。

 春のコンクール、プリマヴェーラ声楽コンコルソ。

 皆さんの意欲と研鑽をサポートする存在として、ますます育ってほしいと願っております。

2025年11月1日

コンクール代表・審査委員長代行

田辺とおる
ぶらあぼにインタビュー記事が掲載されました
国際声楽コンクール東京

主な変更点
Le novità

  • 地区大会の複数回受験

    異なる部門に加えて、同じ部門でも複数回受験することができます。理由は問いません(不合格・欠席の再受験、曲目・声種などの演奏情報変更、2曲演奏希望など)。地区大会は2回目以降の受験料を半額に割引きします。

  • 本選プログラムの拡大(複数回受験者の本選)

    同じ部門の准本選で2回以上合格した方は本選を2人分申し込み、出番を連続させて「1人による長い演奏区分」として出場することができます。採点は1人分として扱います。ただしプログラムが長い事は加点の対象ではありません。

  • 地区大会免除の手続き緩和

    他社コンクール実績による免除申請において、資格条件を「出場実績」から「出場資格」の証明に緩和します。

  • 特待生プレミアム

    対象年度を大学学部・専門学校の2年生以上とします。大学院生は1年生も対象となります。

  • ミュージカル重唱部分などの指針

    過去年度の演奏曲に対して、上位ラウンド審査員によるカット・編曲提案などの一覧を公開しました。ミュージカル各部門・選曲検討資料

  • 演奏曲申告言語の変更

    作曲者・作品名・役名はアルファベット表記のみ、曲名はアルファベット表記と日本語訳の両方を記入します。ただし申込フォームのサジェスト機能を充実させたので、アルファベット表記の項目は、最初の2文字程度を入力すると候補が表示されます。

  • 締切を超過した申し込みの救済措置

    締切を過ぎてしまったが受験を希望するという方には、事務局の処理が時間的に間に合う場合のみ、受験料増額を条件として受け付けます。

  • 審査員へのレッスン希望

    受験者が審査員のレッスンを希望する場合は、コンクール事務局が仲介して初回レッスンの段取りをつけます(仲介料は取りません)。大会会場などで直接審査員と約束することは、様々なトラブルの原因となるため禁止します。

主な特徴
Le principali caratteristiche

  • 年齢別部門

    学籍に関わらず年齢で区分します。カテゴリーア・カント・クラッシコとカテゴリーア・ミュージカルは下限が無いので、年少者が年長の部門にも参加できます。カテゴリーア・アマトーリは上限が無いので、年長者が年下の部門にも参加できます。

  • 審査員による個人講評会

    地区大会では記述式の審査員講評を配布します。准本選と本選では、結果発表後にホール客席にて、審査員が個々の受験生に講評を話す懇談の機会を設けます。

  • 規約の統一

    演奏課題や申込方法などの規約は、なるべく国際声楽コンクール東京と一致させます。なお「イタリア」はコンクールのイメージキャラクターであり、イタリア語以外の選曲や審査に影響を与えることは全くありません。

  • 地区大会の早期日程特典

    早期日程の地区大会で合格した方には、准本選申込締切までの期間を長くします。

  • 受験料免除

    地区大会最優秀賞・准本選金賞受賞者には、それぞれ次の大会受験料を免除します。

  • 地区大会免除

    当会および他社のコンクール実績によって、地区大会を免除します。

  • 地区大会の複数回受験と受験料割引

    地区大会は複数回受験することができます。同じ部門・異なる部門・および受験理由は問いません(不合格・欠席の再受験、曲目・声種などの演奏情報変更、2曲演奏希望など)。2回目以降の受験料を半額に割り引きます。

  • 本選プログラムの拡大(複数回受験者の本選)

    同じ部門の准本選で2回以上合格した方は本選を2人分申し込み、出番を連続させて「1人による長い演奏区分」として出場することができます。採点は1人分として扱います。ただしプログラムが長い事自体は加点の対象ではなく、より多くの曲を歌いたい受験者に機会を提供するものです。

  • 本選を東京と大阪で開催

    本選日程を小金井宮地楽器ホール(東京都)と、LICはびきのホールM(大阪府)に2分割します。どちらも素晴らしい音響を誇る会場です。部門分けは16歳以下が大阪ならば18歳以下は東京など、隣接した区分を分割します。

  • 舞台上で声出し

    開演前と休憩時間中は舞台を開放し、受験者が自由に声出しできる機会を提供します。

  • 当日舞台リハーサル

    大会時間割に余裕がある場合は、開演前に舞台リハーサルの機会を設けます(該当する大会では申込締切後に案内します)。

  • 公式伴奏者

    一部地区大会および准本選と本選の全日程に、経験豊かな公式伴奏者を用意します。

  • 曲目重複

    地区大会の演奏曲は、准本選または本選で再演することができます。

  • 制限時間

    超過した場合でも演奏は止めず、30秒までの超過は減点無しとします。

  • シニアサポート

    カテゴリーア・アマトーリ(声楽愛好者部門)を受験する65歳以上の方に限り、インターネットから申し込むことが困難な場合は、手書きの申込書を事務局で入力するサービスを導入します。

  • 締切を超過した申し込みの救済措置

    締切を過ぎてしまったが受験を希望するという方には、事務局の処理が時間的に間に合う場合のみ、受験料増額を条件として申し込みを受け付けます。

  • 審査員へのレッスン希望

    地区大会の講評用紙や准本選・本選の講評会の指導内容から、受験者が審査員のレッスンを希望する場合は、コンクール事務局が仲介して初回レッスンの段取りをつけます(仲介料は取りません)。大会会場などで直接審査員と約束することは、様々なトラブルの原因となるため禁止します。

開催する部門
Categorie

カテゴリーア・カント・クラッシコ

Categoria Canto Classico, 声楽専攻部門

  • (c01)セーディチ(fino ai sedici anni / 16歳以下)

  • (c02)ディチョット(fino ai diciotto anni / 18歳以下)

  • (c03)ヴェンティ(fino ai venti anni / 20歳以下)

  • (c04)ヴェンティトレ(fino ai ventitré anni / 23歳以下)

  • (c05)トレンタ(fino ai trenta anni / 30歳以下)

カテゴリーア・ミュージカル

Categoria Musical, ミュージカル部門

  • (m06)ドーディチ(fino ai dodici anni / 12歳以下)

  • (m07)セーディチ(fino ai sedici anni / 16歳以下)

  • (m08)ディチョット(fino ai diciotto anni / 18歳以下)

  • (m09)ヴェンティトレ(fino ai ventitré anni / 23歳以下)

  • (m10)トレンタ(fino ai trenta anni / 30歳以下)

カテゴリーア・アマトーリ

Categoria Amatori, 愛好者部門

  • (a11)コラッロ(Corallo: dai venti anni in su / 珊瑚:20歳以上)

  • (a12)オパーレ(Opale: dai quarantuno anni in su / オパール:41歳以上)

  • (a13)ルビーノ(Rubino: voci femminili dai sessantuno anni in su / ルビー:61歳以上の女声)

  • (a14)ザッフィロ(Zaffiro: voci maschili dai sessantuno anni in su / サファイア:61歳以上の男声)

  • (a15)ディアマンテ(Diamante: dai settantaquattro anni in su / ダイアモンド:74歳以上)

特別協賛
Sponsor speciali

ドレミ楽譜出版社賞

《ドイツオペラ アリア名曲集》, 《オペレッタアリア名曲集》, 《ミュージカルアリア名曲集》(コンクール代表田辺とおる編集)のうち1冊を、カント・クラッシコとミュージカル 全部門 1-3位 に贈呈します

ドイツオペラ アリア名曲集

ドイツオペラ アリア名曲集

―ソプラノ―

日本では知られていない作品も含めて、バロックから近代まで17人の作曲家より、アリア26曲を紹介します。試験などの時間制限に備えてカットも提示しました。声種の細分や詳細な解説のほかに、関連するアリアも提案。ドイツオペラをまだ歌ったことがない方にも手にとって頂きたい曲集です。

菊倍判168ページ,価格:¥2,500+税
田辺とおる:編著・対訳,クリスティアン・ハンマー:音楽校訂

オペレッタアリア名曲集

オペレッタアリア名曲集

ソプラノ・メゾソプラノ用 ―ドイツ語作品編―

《こうもり》《メリーウィドウ》をはじめ、ドイツ語圏のオペレッタ作曲家11人から22曲を紹介します。日本では知られていませんが、ヨーロッパではスタンダードな名曲として愛好されている作品ばかりです。日本語の歌詞と対訳、詳しい解説がついています。

菊倍判152ページ,価格:¥2,500+税
田辺とおる:編著・対訳

声楽学習者のためのミュージカルアリア名曲集

声楽学習者のためのミュージカルアリア名曲集

ドイツ・イタリア・フランス語編

歌唱技術と表現の教材として、イタリア・ドイツ・フランス語でミュージカルを歌うためのアルバムです。声楽技術を磨きたいミュージカル学習者、ミュージカルを(も)歌いたいという声楽学習者、両者が近づく手助けになるでしょう。ミュージカルの歌詞は声楽曲の古い言葉とは異なり、比較的理解しやすい等身大の生活言語です。本書は各国語の原詩や翻訳詩を併記し、日本語対訳を掲載しました。ヨーロッパ言語同士ですが、言語間のニュアンスもぜひ味わってみてください。

菊倍判80ページ,価格:¥2,500+税
田辺とおる編著・対訳,協力:武田正雄、森田学、中村友香、アンドレア・ヴェッラ、波木井翔

株式会社ドレミ楽譜出版社

提供:株式会社ドレミ楽譜出版社
〒171-0033 東京都豊島区高田3-10-10 4F / TEL : 03-5291-1645

WEB : https://www.doremi.co.jp / MAIL : faq@doremi.co.jp

カフェトーク賞

カテゴリーア・カント・クラッシコの各部門1位に以下を贈呈します

カフェトークオフィシャルサイト

語学レッスン3か月分

レッスン数:1ヶ月に1回 2,200円(税込)の語学レッスンを4回受講。3ヶ月分=12回

カフェトーク

提供:世界中の講師と生徒をつなぐオンライン習い事サイト「カフェトーク」
TEL : 050-3647-0019

WEB : https://cafetalk.com/ / MAIL : info@cafetalk.com