よくある質問
FAQ

2022.3.3.更新

大会運営

悪天候やスト等で交通機関が乱れた場合の遅刻・欠席は、どのように扱われますか?

【前日リハーサルを定刻に実施できなかった場合】振替の時間はとれませんが、当日の出番前に、公式伴奏者と口頭で打ち合わせる機会を設けます。経験豊かな伴奏者ですので安心して普段と同じように演奏してください。

【当日定刻に来られない場合】同部門内で出場時間の移動が可能な場合は極力柔軟に対応しますが、確約はできません。まったく来られない場合は、審査会自体が中断・中止にならない限り棄権として取り扱います。ただし地区大会に限り、別会場日程が残っている場合は、可能な限り振り替え参加することができます。

演奏時刻の希望を言うことはできますか?

できません。

公式伴奏者リハーサルの、時刻の希望を言うことはできますか?

【地区大会】原則的に午後以降ですが、希望者数によって早まることもあります。どうしても時間が限定される場合は、その旨を別途ご連絡ください。できる限り配慮します。

【准本選・本選】申込フォームに「前日リハーサルの不可能な時間帯」を記入する欄があります。

アリア

モテットは、本選の「オペラまたは教会音楽のアリア」に含まれますか?

モテットは時代や国により編成も形式も異なります。バロック以降では合唱曲を指すことのほうが多いのですが、モーツァルトの”exultate,jubilate”のように独唱曲もあり、この場合は教会音楽のアリアと認めることができます。ただし合唱曲などを独唱編曲して歌うことは認められません。原作が独唱曲であることが求められます。

コンサートアリアは、本選の「オペラまたは教会音楽のアリア」に含まれますか?

「演奏会用アリア」と邦訳されるコンサートアリアは、オペラ・教会音楽には該当しないので、自由曲扱いです。

オペラ《カヴァレリーア・ルスティカーナ》の間奏曲、一般にマスカーニのアヴェマリアと呼ばれる曲はアリアに該当しますか?

間奏曲になっている”Ave Maria”は、マスカーニのオペラとは別に、歌曲として別人が歌詞をつけたものですので、分類としては歌曲に該当します。

歌曲

歌曲部門は、どの程度の範囲まで認められますか?カンツォーネや民謡などは該当しますか?

歌曲部門においては「クラシック音楽の歌曲」を、やや保守的に考えます。声楽発声かどうか、オペラ歌手が歌っているかどうか、という事ではなく、「その作品自体がクラシック音楽のジャンルに含まれるか」という事を基準にします。したがって上記の各ジャンルは該当しません。ただし、マーラー・トスティ・ドニゼッティをはじめ、多くの作曲家が「方言の詩」に歌曲を作曲していますが、これらは民謡ではなく、歌曲として扱います。また、フランス語のサティーや、イタリア語のデンツァ・ガスタルドンの作品など、カンツォーネやシャンソンとの境界線上のものは「歌曲=クラシック音楽の芸術歌曲」という理念にしたがって、演奏の曲想や様式感などを含めて判断致します。

歌唱言語

ムソルグスキーの《蚤の歌》の日本語訳の歌詞、スメタナの《売られた花嫁》のアリアのドイツ語訳の歌詞などでも、参加は可能ですか?

演奏言語を複数許可している主な例は要項本文にも表で示しました。上記の例は、どちらも日本国内では普及しているものですが、参加できません。

「複数言語が国際的に普及している」という条件について説明します。まず、上演国の言語は含まれません。つまり、イタリアオペラを日本で日本語上演、アメリカで英語上演することではありません。「原語以外の言語の歌詞が各国に普及しているかどうか」、という点が問われます。例えば、《ドン・カルロ》や《連隊の娘》などの原語はフランス語ですが、イタリア語訳はイタリアだけではなく世界中で歌われています。このような例と比較すれば、質問例の2曲における、日本語・ドイツ語などは「各国に普及」と見なすことはできません。

声種(声楽)

性別・女性が、声種・テノールを選択し出場することは可能ですか?

女性がテノールというのは、「裏声」ではなく「地声」で歌う、ということでしょうか?混声合唱で、テノールパートを女性が地声で歌うケースを見かけますが、独唱の声楽で認知されるのは難しいと思います。

自分が申告した声種以外の声種に指定されているアリアを歌うことは可能ですか?

曲が声種を指定するのは、ほとんどがオペラ・オペレッタ・オラトリオなどの「アリア」の場合ですが、多少のグレーゾーンを含みます。「イタリア歌曲集」収録曲のように、もともとはオペラアリアであっても長い年月、歌曲として取り扱われ、全声種の歌手が都合いいように移調して演奏しているものや、モーツァルトのオペラのケルビーノやドラベッラのように、オペラ公演ではメゾソプラノが歌う曲でも、教育目的としてソプラノが扱う事が普及している作品もあります。あるいは男声(女声)用と指定されているか、伝統的にそう扱われている歌曲(《冬の旅》を男声、《女の愛と生涯》を女声が歌うなど)を、異性が歌う事もあります。またカウンターテナーの場合は、カストラートの為に書かれたアリア以外の近代作品などを歌う時には、ほとんどが声種指定と異なるものになるでしょう。当コンクールでは、これらのグレーゾーンはすべて広く解釈して該当範囲を広げます。ただし、現代でも全曲公演されているオペラ等のアリアにおいて、作曲家の声種指定が明快に定着しているものを、他の声種の人が歌う事は認められません。

ミュージカル

選曲の範囲について説明してください。

■「娯楽的音楽劇全般」について。

基本的な選曲趣旨は、音楽劇のナンバーである、ということです。「ミュージカル」に該当する作品の音楽様式は、クラシック声楽に近いものから、ジャズやロックに近いものまで非常に多様ですが、コンクール課題曲としては、これらをなるべく広く捉えて、選曲の可能性に幅をもたせたいと思います。

■ただし劇のナンバーに限られますので、課題曲申告の際には、作曲者・曲名とならんで、作品名と役名を書くことが必須です。たとえば《Time to say good-bye》は、単独の曲としてヒットした後にドラマや映画の主題歌にもなりましたが、「劇中の役が歌う独唱曲」ではないために該当しません。

■なおミュージカルの場合は、映画が創られた後に舞台化される作品もあります。したがって、現在舞台上演の記録がない映画作品であっても「劇中の役が歌う独唱曲」ならば、選曲範囲に含まれます。

重唱部分の扱いについて説明してください。

要項本文に記載した通り「繰り返しや前・間奏の寸法、移調、部分的に挿入された重唱声部の操作などの編曲」を、原曲の性格の範疇で認めています。重唱については、たとえばエルファバとグリンダの重唱部分が含まれる《自由を求めて》(ウィキッド)をエルファバの独唱曲として扱うこと等を指しています。どこまでを「独唱曲として扱える重唱(部分を含む)曲」と明確に線引きすることは困難ですが、全曲通して重唱の曲や、二人の対話で成り立っている曲などを一人で歌う事は趣旨からはずれます。しかし一つのセンテンスを二人で交互に歌う部分について一人が通して歌う事や、部分的にハーモニーをつけて重唱している相手声部を省略する事などの操作は許可します。

声種区分について説明してください。

ミュージカル3部門の声種区分は、女声ヴォーカル・男声ヴォーカルの2種類です。各種のミュージカルオーディションにおいては、クラシックの声楽と同じ声種区分を採用している事例を見受けますが、声楽の声種は、声質・発声技術・レパートリー選択などを明確に規定したものであり、ミュージカルの教育現場や、公演キャスティングの実情とは適合しません。また小/中学生部門受験者の多くは、大人の声の区分には該当しないと予測されるため、このように規定しました。

「役柄」と演奏者との合致について説明してください。

■ミュージカル楽曲は様々なアレンジで歌われるため、当コンクールでは極力、受験者の要望に沿いたいと考えます。例えば男性役の曲を女性が歌う事などは、宝塚歌劇団の様式として定着していますので、当コンクールでも演奏可能です。ただし、演技や衣装を含めた舞台表現全般を審査対象とする部門ですので、「適切な役作り」がなされなくてはなりません。

■同様の基準は、「大人の役を子供が歌う事」にも該当します。ミュージカル部門において、成人の役を少年少女が歌う事は禁止しませんが、成人歌手の基準で「適切な役作り」が求められるので、ハードルが高いと言えるでしょう。

■そのため、ミュージカル小/中学生部門においては、この基準を緩和します。選曲範囲は緩やかに解釈し、大人の役を子供が歌う場合においても、「子供同士の競争」という観点で審査いたします。

愛好者

愛好者部門の受験資格について説明してください。

【基本的な方針】資格の範囲を精密に規定することが困難なため、「アマチュア声楽家の部門」という理念に即した、受験者の良識ある判断に委ねます。

・プロ歌手には受験資格がありませんが、例えばプロ歌手が出演するオペラ団体の合唱に参加したとか、小さなソロ役を歌ったなど、アマチュア声楽家としての活動の範疇で出演料を受け取っている事などは含みません。

・過去に音大声楽科を卒業した方であっても、活動を一定期間停止・中断している方などは、愛好者部門に出場できます(アマチュア向けの声楽講座などを除く「専門教育課程」に現在所属していないこと、プロ歌手活動をしていないことが条件です)。

・愛好者部門に該当しない「専門教育課程」とは、主に音楽高校・大学・大学院・研究科などの声楽専攻、およびそれらの卒業生を中心とするオペラ・声楽研修所などを指します。教育専攻などの場合は声楽の扱いがカリキュラムによって非常に幅がありますので、上記の基本方針に基づいてご判断ください。

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